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気まぐレビューレトロ 天神怪戦
（実際の茜所有のカートリッジ・ちと汚れてる）
63点(B)
（ランク付けについては、このブログについてをご覧ください）
この記事はネタバレを多分に含みますのでご注意ください
ハード－GB（使用はGBASP）
メーカー－メルダック
発売日－1990年4月27日
定価－3500円（税込）
購入価格－50円（半額セール・箱説明書なし）
ジャンル－横スクロールシューティング
読み方－てんじんかいせん
クリア－ﾃﾞｷﾃﾈｴﾖ｡ﾟ(ﾉД`ﾟ)ﾟ｡ｳﾜｱｱﾝ
点数－63点(B)
本作は江戸時代を舞台にした横スクロールシューティングで、
メルダックという既にゲーム業界から撤退したメーカーが販売元となっている。
余談だがこのメルダック、茜所有のソフトのひとつ、平安京エイリアンの制作・販売元でもあった。
ゲームの目的は世に混乱をもたらす妖怪退治。
ゲーム開始時に特に説明はないが、調べてみたらこんなあらすじが存在していた。
天保14年。
度重なる飢饉や疫病に見舞われ、人々はこの世は地獄と困窮に喘いでいた。
そんな折り、時の将軍徳川家慶は夢を見る。
それは神からのお告げであり、世の混乱の元凶は全て陰凶界のチミモウリョウであるというものだった。
事実を知った家慶は魔を討つ力を持つ天神五人衆を召集し、チミモウリョウを討伐するよう命じた。
ということで、全てはチミモウリョウ＝妖怪のせいだったんだー！！！
な、なんだってー（AA略）
のはずなんですが・・・
人間様も襲ってきます。
というか前半の雑魚はほとんどこいつらです。
そのせいか、ただの一揆にしか思えない部分も。
一面中ボス？(倒さなくても進める)
無論、目的は妖怪退治なわけですから、上のムカデみたいにちゃんと妖怪っぽいのも出てきます。
ボスは全て、後半からは雑魚も妖怪ですね。
説明書がないんで分からないが、もしかして人間は操られてるのか？
物語の背景と敵はこんな感じで、次はシステムの説明。
ゲームを開始すると以下のような画面になり、パーティを選ぶことになります。
ユニットには雇うための費用・体力・攻撃方法・変身(後述)が設定されており、
足軽：400文、体力6、単発だが最長射程、変身できないが画面上の全敵と弾を消去
侍：800文、体力12、上下二連の弾丸、炎の怪物に変身
忍者：1000文、体力10、手裏剣2連発、大首に変身
僧侶：1200文、体力9、前方向斜め前に2発、地蔵に変身(一定距離ショートカット)
巫女：700文、体力7、上下に2発、幽霊に変身、クリア時にパーティに居るとエンディングが変化
ステージ開始時に費用の許す限り4人まで好きなようにパーティを組むことができる。
重複も一人旅も可能。
雇用画面
雇ったメンバーで出撃するわけだが、操作方法は分かりやすい。
Aボタンで攻撃、Bボタン(セレクトでも可)で陣形変更、A＋Bで変身、スタートボタンでポーズだ。
陣形は4種類存在し、それぞれに風・林・火・山の名前が付いてるらしい。
陣形一覧
変身は先頭のキャラだけが行え、使用すると一定時間無敵状態となるのだが、
変身したキャラは死亡してしまうため、使いどころが難しい・・・
てか、変身とかこいつらの方がよっぽど妖怪に近い気がする。
なお、何故かこの変身、1人の時にも使える。
当然のことながら、ゲームオーバー条件は全ユニットの死亡であるｗ
まさに KA MI KA ZE 。
ただ、このゲームにはコンテニューどころかスコアランキングすらないんで、
後に何も残らない無駄死にですけどね・・・
[総合評価]
性能の違うユニットを費用が許す限りとは言え好きに編成できるという
ゲームボーイ初期のSTGにしては斬新なシステムを搭載した意欲作・・・なのだが、
ステージが広くないことが災いし、チームプレイだと味方に敵弾が当たりまくる。
そのため、少人数の方が比較的楽という欠点を抱えている。
更に、それなりに難易度があるにも拘わらず、
パスワードもコンテニューもなく、ゲームオーバーになると最初からなど不便な部分もある。
ただ、発売が1980年であることを考えれば、致し方ないことなのかもしれない。
問題点は多々あるが、STGとしては佳作以上の出来であることは間違いなく、
もし家のゲームボーイが存命で、本作が近所で安く売っているのであれば、
物は試しとプレイしてみるだけの価値はあると思う。
メーカー－メルダック
発売日－1990年4月27日
定価－3500円（税込）
購入価格－50円（半額セール・箱説明書なし）
ジャンル－横スクロールシューティング
読み方－てんじんかいせん
クリア－ﾃﾞｷﾃﾈｴﾖ｡ﾟ(ﾉД`ﾟ)ﾟ｡ｳﾜｱｱﾝ
点数－63点(B)
本作は江戸時代を舞台にした横スクロールシューティングで、
メルダックという既にゲーム業界から撤退したメーカーが販売元となっている。
余談だがこのメルダック、茜所有のソフトのひとつ、平安京エイリアンの制作・販売元でもあった。
ゲームの目的は世に混乱をもたらす妖怪退治。
ゲーム開始時に特に説明はないが、調べてみたらこんなあらすじが存在していた。
天保14年。
度重なる飢饉や疫病に見舞われ、人々はこの世は地獄と困窮に喘いでいた。
そんな折り、時の将軍徳川家慶は夢を見る。
それは神からのお告げであり、世の混乱の元凶は全て陰凶界のチミモウリョウであるというものだった。
事実を知った家慶は魔を討つ力を持つ天神五人衆を召集し、チミモウリョウを討伐するよう命じた。
ということで、全てはチミモウリョウ＝妖怪のせいだったんだー！！！
な、なんだってー（AA略）
のはずなんですが・・・
敵キャラ(一部)
人間様も襲ってきます。
というか前半の雑魚はほとんどこいつらです。
そのせいか、ただの一揆にしか思えない部分も。
一面中ボス？(倒さなくても進める)
無論、目的は妖怪退治なわけですから、上のムカデみたいにちゃんと妖怪っぽいのも出てきます。
ボスは全て、後半からは雑魚も妖怪ですね。
説明書がないんで分からないが、もしかして人間は操られてるのか？
物語の背景と敵はこんな感じで、次はシステムの説明。
ゲームを開始すると以下のような画面になり、パーティを選ぶことになります。
ユニットには雇うための費用・体力・攻撃方法・変身(後述)が設定されており、
足軽：400文、体力6、単発だが最長射程、変身できないが画面上の全敵と弾を消去
侍：800文、体力12、上下二連の弾丸、炎の怪物に変身
忍者：1000文、体力10、手裏剣2連発、大首に変身
僧侶：1200文、体力9、前方向斜め前に2発、地蔵に変身(一定距離ショートカット)
巫女：700文、体力7、上下に2発、幽霊に変身、クリア時にパーティに居るとエンディングが変化
ステージ開始時に費用の許す限り4人まで好きなようにパーティを組むことができる。
重複も一人旅も可能。
→4人雇った状態で誰かを雇おうとすると金が減る・・・
→何気に足軽強いです
→巫女一人旅は絶対クリア無理
→隠しキャラも存在(最終ステージでユニット3以下、巫女有りで自動出現)
→ステージが進むにつれて、雇用費用が上がります
→何気に足軽強いです
→巫女一人旅は絶対クリア無理
→隠しキャラも存在(最終ステージでユニット3以下、巫女有りで自動出現)
→ステージが進むにつれて、雇用費用が上がります
ユニットは敵に当たる・攻撃を受けるで体力が減り、0になると消滅。
体力は道中にあるお店(茶屋)でアイテムを買うことによって回復可能(初期体力以上可)。
補充は各ステージ開始時に行えるが、勿論文が必要。
つまり、このゲームで重要なのは金(文)。
入手方法は至って簡単。
敵をぬっころして奪う。
が、雑魚は1体10文、ボスでも50～100文くらいなので、
できるだけ回収＆ユニットを消失させないことが肝となる。
体力は道中にあるお店(茶屋)でアイテムを買うことによって回復可能(初期体力以上可)。
補充は各ステージ開始時に行えるが、勿論文が必要。
つまり、このゲームで重要なのは金(文)。
入手方法は至って簡単。
敵をぬっころして奪う。
が、雑魚は1体10文、ボスでも50～100文くらいなので、
できるだけ回収＆ユニットを消失させないことが肝となる。
→茶屋以外にも神社や大仏などイベントが存在する
雇用画面
雇ったメンバーで出撃するわけだが、操作方法は分かりやすい。
Aボタンで攻撃、Bボタン(セレクトでも可)で陣形変更、A＋Bで変身、スタートボタンでポーズだ。
陣形は4種類存在し、それぞれに風・林・火・山の名前が付いてるらしい。
陣形一覧
変身は先頭のキャラだけが行え、使用すると一定時間無敵状態となるのだが、
変身したキャラは死亡してしまうため、使いどころが難しい・・・
てか、変身とかこいつらの方がよっぽど妖怪に近い気がする。
なお、何故かこの変身、1人の時にも使える。
当然のことながら、ゲームオーバー条件は全ユニットの死亡であるｗ
まさに KA MI KA ZE 。
ただ、このゲームにはコンテニューどころかスコアランキングすらないんで、
後に何も残らない無駄死にですけどね・・・
[総合評価]
性能の違うユニットを費用が許す限りとは言え好きに編成できるという
ゲームボーイ初期のSTGにしては斬新なシステムを搭載した意欲作・・・なのだが、
ステージが広くないことが災いし、チームプレイだと味方に敵弾が当たりまくる。
そのため、少人数の方が比較的楽という欠点を抱えている。
更に、それなりに難易度があるにも拘わらず、
パスワードもコンテニューもなく、ゲームオーバーになると最初からなど不便な部分もある。
ただ、発売が1980年であることを考えれば、致し方ないことなのかもしれない。
問題点は多々あるが、STGとしては佳作以上の出来であることは間違いなく、
もし家のゲームボーイが存命で、本作が近所で安く売っているのであれば、
物は試しとプレイしてみるだけの価値はあると思う。
→なお、天神怪戦には読本 夢五誉身 天神怪戦2という続編が存在するのだが、
→こちらは何故かアドベンチャーでカードバトルになっている・・・
→しかし、評価は悪くないので、見つけたら確保しようと思う
→こちらは何故かアドベンチャーでカードバトルになっている・・・
→しかし、評価は悪くないので、見つけたら確保しようと思う
おまけ：プレイ動画(げーむぼーいまにあ様)
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