ハード-PS3
パッケージについて-ToT(笑)
データインストール-有り
イベントスキップ-有り
ムービースキップ-有り
お気に入りキャラ-レイア
レイア登場まで-9:13:34
レイア参戦まで-9:25:26
プレイ時間-12:12:53
クリア時間-32:12:25
隠しダンジョンクリア・宝珠ボス撃破・サブイベント90終了・漆黒の翼イベント終了まで-36:42:33
特典は-ダウンロードはした。マスコットは開けてない。
点数-81点(A)78(B)
遂に発売されたPS3独占での完全新作テイルズのファーストインプレッションレビューでござい。
藤島氏といのまた氏というこれまでなかった絵師の共演?でも話題に。
茜の据え置きテイルズはディスティニー2以来ですので、大分間が開いています。
なんで、最近の作品であったシステムを本作の特徴とか言ってたりしたらごめんなさい。
突然ですがパッケージ表
裏:これまで発売された全てのメインソフトが載っていますね
大人の都合なのか誰かさんの引退の都合なのかは分かりませんが、
ここは華麗にスルーしてレビューに入りましょう。
→何のことか分からない人は、「ディンプス あの人の名前」でググってみましょう
→それともあのマザー湿布だのエスコートだの訳の分からない区分の関連か?
ソフト起動からゲームスタートまでは以下のような流れ。
自動データインストール→コンフィグ→プロローグアニメーション→主人公選択→ゲームスタート。
セーブデータを作れば次回からの起動はOP→スタート画面になります。
なお、選択した主人公によってOPムービーが変わります。
選択? 何のこっちゃ?という人に説明すると、
本作は初のダブル主人公作品となっており、
医者の卵で15歳のピチピチ拳闘士のジュード(藤島氏デザイン)か
ヘソ出しルックが眩しい20歳の魔技剣士ミラ様(いのまた氏デザイン)か
この2人の内、選んだキャラの視点で物語が紡がれていきます。
初テイルズがディスティニー、次にやったのがエターニアで
完全にいのまた派になっている茜は、
ヘソ出し20歳ことミラ様を選択・・・したんですが、
最初のイベントを見て考えを改め、ジュード君に変更致しました。
なので、ジュード編でのレビューだとお考えください。
→ミラを選ぶといきなり2人が出会うイベントから開始する
→それだと初期の流れが補完し辛いので、巻き込まれ型(ある種王道)っぽいジュードに
→スターオーシャン2と同じで、基本は共通ルート、偶に別れるみたいな感じ
→別に長髪剣士と犬耳ショタが仲間になるならないとかの違いはありません
ミラで始めた(い)人にも分かるようにジュード編のあらすじを。
医者の卵であり、医学校の生徒でもあるジュードは、
自身が師事する教授がハオ賞と呼ばれる権威ある賞に選ばれたことを知り、
それを伝えに彼が呼び出されている軍の研究施設へと向かう。
しかし、施設のガードマンは教授は既に帰ったと言い、サインが書かれた出所記録を見せる。
納得した振りをしてその場を離れるジュードだったが、
サインの筆跡が教授のものと異なることに気付き、彼がまだ施設内に居ることを確信する。
どうやって忍び込んだものかと頭を捻りながら歩いていると、突然周囲の精霊灯が消え始める。
何が起こったのかと戸惑っていると、突風が吹き手元の書類が飛ばされてしまう。
慌てて橋の下を覗き込むジュード。
魔方陣にひらりと落ちる書類。
その上を優雅に歩く女性が一人。
こうして、2人は出会った。
てな感じです。
この後は、当然のように施設に侵入するわけですが、
最初は別々に行動しており、あるボス戦からの共闘します。
そのボスがこれ
パンツ見えてます。
TOXでは数少ないパンツキャラです(モブはズボンがばかりだし、ミラは鉄壁)
ちなみに、このパンツ少女との初戦はジュード1人です。
強いので大抵の人は負けると思いますが、実は勝てます。
どうすれば良いのかって? 自分で考え・・・とは言いません。
ジュードの持つ特殊スキルをフル活用してください。
これ
バックステップはガードボタン+敵と逆の方向にスティックで発動するので、
相手の攻撃をよく見て回避すれば、相手の背後に回れてタコ殴りできるってことですよ。
正面から戦うと、パンツ少女には確実に負けます。
なお、レベルを上げてから戦おうとしても、施設内の敵は経験値が少ないので凄い作業になります。
勝っても負けてもシナリオは変わりませんが、結構な経験値が貰えます。
他のキャラも同様に特殊なスキルを所持していて、
ミラであれば、技を発動させる際にボタン短押しで技発動、長押しで術発動、
レイアであればバックステップ回避で、武器の射程アップ、と言う感じ。
キャラ毎にまるで違うので、自分で操作する際には、特徴を把握しておかないといけない。
戦闘はラインとフリーランを合わせた・・・いつものやつです。
シンボルエンカウントで、戦闘に入る際のロードはほとんどない。
TOXの特徴は2つ。
1つは、戦闘中にパーティメンバーの入れ替えが自由にできること。
控えメンバーが居るときに、R3を押し込むと戦闘がストップし交代モードに入ります。
あとは、対応した十字キーを押すだけ。
何度でも入れ替えることができます。
もう1つは共鳴(リンク)。
戦闘中にキャラと対応した十字キーを押すことでリンクという状態になります。
この状態では、リンクしたキャラが自分と敵を挟むように移動し、両側面からリンチできます。
→リンク時の行動も設定でき、後方支援に徹するようにすることも可能
他にも、敵のプレイヤーへの背後からの攻撃を庇ってくれたり、
そのキャラが所有する一部スキルを共有したり、
リンクスキルと呼ばれる固有スキル(ミラは敵の動きを封じるバインド、レイラはアイテム盗み)が発生したり、
共鳴術技という連携攻撃(技を使った後にボタン押しで発動)をかましたり、
というようなことをデメリットなしでいつでも行えます。
成長はこれまでとは違い、リリアルオーブと呼ばれるシステムになっており、
レベルアップ時に3~4手に入るGPというポイントを消費してパラメーターを上げたり術技を覚えたりします。
こんな感じ
レベル2なのにパラメーターがジュードの10倍なミラ様
自身がスポーティーのフェイズガンのようなチート能力
まあ、最近のRPGでは良くある感じですね。
違うのは、線と線の間にあるスキルは、その周囲の能力を解放することで手に入るという点でしょうか。
こんな感じで
レベルアップで決まったパラメーターが上がったり、技を覚えるわけではないので、
より自由にキャラクターを育てることができるようになりました。
リリアルオーブは一番外側の中にあるスキルを3つ(1つは必須スキル)取ることで広がっていき、
それが最大になると2枚目が現れます(1枚目を成長させることも当然可能)
ちなみに、リリアルオーブを0からいじれるのはジュードとミラだけです。
0からリリアルオーブの拡張をメインに進めていくと、大体レベル27で2枚目に入れる。
ぶっちゃけ2枚目の方が強く特殊なスキルが多いので、さっさと2枚目に行った方が良い
→戦闘終了後に確率で最大HP・TPが上がるスキルなど
育て方を失敗した!と思うこともあるでしょうが、気に病むことはありません。
レベルはどんどん上がりますし、GPもどんどん手に入ります。
自由に育てていきましょう。
チュートリアルもしっかりしていて、システムは全体的に分かりやすく快適に作られている。
良い例がワールドマップだ。
開始から4時間ほどで手に入るこれを使えば、一度行った町、ダンジョン、街道などにワープできる。
しかも、入り口ごとにワープポイントが設定されているので、
広い町やダンジョンを行ったり来たりする必要がない。
ついでに言えば、「今居る場所」から「今居る場所の別の入り口」にも移動もできる。
勿論、使えない時や行けない場所もあるが、これのお陰でサブイベントの回収が非常にしやすい。
その他にも、イベント・ムービースキップや目的ナビゲーション、
見ていなくても表示されれば、いつでも見られるようになるチャットリストなど、
テイルズシリーズに慣れていないユーザーにも気を遣っているのが分かる。
と、結構好意的に書いてきましたが、問題点がないわけでもないです。
気になったのはリリアルオーブ。
試みとしては悪くないんですが、上述した必須スキルが非常に邪魔。
オーブを広げるためには必ずそれを取らなければいけないので、
それがある方のパラメーターを取得しなければならず、
キャラを完全なマッチョ系だとかインテリ系に育てることができない。
勿論、キャラの特性があるのでアルヴィン杉田なんかは大体脳筋な性能になりますが、
術をまるで覚えないので、魔法攻撃に関するパラメーターを上げたくなんてない。
拡張を優先するのに、次の必須スキルの場所を考慮しなければいけないのは面倒すぎる。
次回作でもリリアルオーブを採用するなら、必須スキルだけは外して欲しい。
[ここまでプレイして]
12時間ほどプレイしましたが、まだ2章の半ばまでも行っていない辺りのようです。
メーカーが言うにはクリアまで50時間だとか。
シナリオは非常に王道な感じ。
キャラクターは、皆まともで好感が持てる。
テイルズに良くいる「性格が厨二病」がいなくて本当に良かったとスタッフに心から感謝。
システム面は上に書いたリリアルオーブの問題点以外は大方は満足してます。
今後もこのクオリティを維持できれば、テイルズスタジオも復興するんじゃないですかね。
TGSで新作の発表が予定されているそうなので、それがこの路線を維持できるかの試金石になりそうです。
それでは最後に、「レイア可愛いよレイア」でお別れを
[総合評価]
ジュード編、隠しダンジョン、宝珠ボス、サブイベントが90個終わったので、
現在は引き継いでミラ編をプレイ中。
50時間は掛からなかったね・・・
→サブイベントは90個クリアでトロフィーが手に入るので、大体終わってると考えてください
シナリオは終始地味だったが、伏線がきちんと張られ、
無駄な部分が少なく、中弛みがなかったことが高評価の理由。
が、終盤が駆け足過ぎたのが非常に残念。そこで1点マイナス。
てっきりエターニアのようになるのかと思ったが、もの凄いあっさり。
まあ、色々廻る場合は、敵側のような目的を持っていないとそうする意味がないので、致し方ない気もする。
ラストバトルの演出も良かったが、ダンジョンがさっぱりしすぎて笑った。
しかし、良くある世界の危機を救うではなく、世界の在り方を焦点にしていたのは良かった。
絶対的な力で世界が崩壊寸前・・・は個人的にあまり好みではないので。
エンディングは・・・内容は全然違うのに、何故かWAフィフスヴァンガードを思い出した。
現在ミラ編をプレイ中なわけだが、独自視点は勿論、共通部分でもちょこちょこ違いがあって面白い。
→ジュード君の見せ場である矢回避の違いは必見
→何で違うんだ!?とびっくりしたわ
テイルズでは初となるW主人公システムは、良否の判断がし辛いので点数変動には関係なし。
一つに纏めれば、後半の駆け足展開もどうにかなったのではないかと思える部分も多々あるのだが、
分割していなければ張ることが出来なかった伏線や表に出しづらいキャラの心情などもあり、
纏めたら纏めたで長すぎてぐだぐだになった可能性を考えると、どうにも判断し辛い。
互いに補完し合う関係なので、2週目をやるとそういうことかと納得出来る部分が多いため尚更。
2点のマイナスはシステム面。
レビューにも書いたように、快適性が重視されているので、全体的にストレスは溜まりにくい。
・・・リリアルオーブを除いて。
必須スキルがなければ自由に育てられるかと思ったのですが、そんなことはなかった。
結局、自分で決めて取っていっても、オートで取っていっても、
最終的にはそのキャラの決められた特性通りのパラメーター、技も全て取得になってしまう。
ただ単に、何を先に覚えるかと言うことだけだった。
それなら、通常の成長システムで良かったわ。
後半は手動で成長させるのは面倒になってくる。
ピロリロリーンはもはやイラッと要素。
だから、2週目はオートでやってます。
リリアルオーブ自体があるボスの伏線だったのは驚きましたが、
今後似たような成長システムを採用するのであれば、必須スキルをなくすだけでなく、
パラメーター成長と技・術取得を分けてもっと個性的なキャラを作れるシステムにして欲しい。
[独り言]
新作のカウントダウンが始まったようですね。
14日のSCEカンファ(Vitaカンファ)と合致するからVitaなのではないかと予想されています。
3DSは・・・なくはないけど爆死しそうな空気がぷんぷんしてるのが・・・。
箱は・・・ねーな。
PSPはマイソロ3から一年も経ってないしなさそう。
まあ、4亀が該当記事から誤解を招くとしてVitaの文字を消したのが何よりの証拠な気がします。
完全新作なのかリメイク移植なのか・・・出来れば前者が良いですが、エターニアリメイクなら歓喜します。
ところで、上述してある宝珠イベントのボスなんですが、
正体は全く分からず、その眷属しか出てこないなど、
やたら謎を残して終わるんで、もしかしたら次回作と関係があるのかもしれませんね。
ミラがなりきりXでネタにされていたように。
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