61点(B)
(ランク付けについては、このブログについてをご覧ください)
この記事はネタバレを多分に含みますのでご注意ください
ハード-GBA(使用はmicro)
メーカー-バンダイ
開発-ガンバリオン
発売日-2004年10月28日
定価-5040円(税込)
購入価格-350円(箱・説明書付き)
プレイ時間-3時間27分
進行度-コミック編・デスローラー編クリア、RPGモードちょっとだけ
まだやる?-しばらくはいいや
バンダイによる公式サイトは-こちら
ガンバリオンによる公式サイトは-こちら
点数-61点(B)
さあ、始まりました!
特に誰も待っていない気まぐレビューレトロ
ぶっちゃけ、折角手に入れてプレイしたソフトなので、
どんなゲームだったか忘れないようにレビューを残しておこうと言うのが目的です。
栄えある第一作は、球闘士バトローラーX
Vジャンプ週刊10周年記念に作られたソフトで、
現在コロコロでイナズマイレブンを連載中のやぶのてんや氏による漫画も存在
開発はWiiのパンドラの塔のガンバリオン
シナリオにはルナやテイルズオブディスティニー2のシナリオ工房月光→まあ、後述のようにシナリオはあってないようなものですが・・・
バトローリングというスポーツが世界的に流行している近未来が舞台の本作。
ゲームには、漫画版の主人公であるジンの軌跡を追体験するコミックモードと
オリジナル主人公で戦い抜くRPGモードの2つのモードが存在し、
コミックモードは少々の会話シーンと戦闘だけで物語が進む所謂チュートリアル。
RPGモードは廃部寸前のバトローラー部に入った主人公が、
部の仲間と共に成長していく物語で、ゲーム的にはこちらがメイン。
ただ、物語と言ってもポケモンに毛が生えたようなもので、
コミックモードは漫画版のイベントを飛ばし飛ばし描くだけなので早ければ1時間で終了
俺たちの戦いはこれからだ!!的な終わり方。→漫画版が途中だったためっぽいです
→上述のデスローラー編は丁度やってた話だとか(パスワード入力で出現)
RPGモードは、マルスと呼ばれるチャンピョンを倒す目的こそあるものの、
基本的には特定の人物に話し掛ける→イベント開始→終了→また話し掛ける→リピート
なので、シナリオらしいシナリオは存在しない。
恐らくっていうか間違いなくメインシナリオよりも、サブイベントの方が数が多く合計所要時間は長い。
サブシナリオはキャラたちのコミカルな性格もあり、中々面白いのが多い。
中でも、海岸での校長先生は馬鹿受け。
女心は秋の空ってか。
肝心のバトローリングについて説明・・・なんですが、
言葉にしにくいので、ガンバリオンの公式から分かりやすいgifをお借りしました。
これがバトローリングです!
とまあ、見たまんまのゲームです。
プレイヤーはHPが0になるとヒールロールと言われる球になり、
その状態から復帰するまでにステージの穴に落とされると相手にポイントが入ります。
最終的に取得ポイントが多かったプレイヤー(チーム)が勝ちです。
ポイント奪取はオフィシャルルールとされ、
他に1回落とされたら退場のサバイバルもあります。
戦闘では、予めセットした3つの武器をA・B・Rのそれぞれのボタンで使用し、
相手のHPを削っていくことになります。
武器は剣・槍・弓(銃)・篭手・盾など複数の種類がありますが、
同じ系統でも武器によってエフェクトや攻撃範囲、与える状態異常が異なります。
合計で100以上あるとか。
中には、通常使用では盾だが、溜め攻撃では剣攻撃になる特殊武器も存在。
必殺技も存在し、こちらも装備の組み合わせによって効果や範囲が異なる仕様。
当然のことながら、パラメーターも存在し、
最初に選んだアーマーレットというメダルの種類によって、
攻撃型、防御型、スピード型など基本能力が決定し、
そこにパラメーターを上下させるスキルを最大6つまで取り付けることで、
防御を捨て攻撃特化であったり、防御を捨てスピード特化にして遠距離から攻撃などが可能となる。
プレイヤーの好きようにバトルスタイルを決めることが出来るのは嬉しいシステム。
そんなカスタマイズ性の高いシステムやオリジナリティある戦闘は素晴らしいのだが、
問題点もちらほらの存在する。
その中でも特に問題なのが、難易度の低さ。
1vs3やバトルロワイヤルだと乱戦になるので中々厳しいが、
1vs1ならほぼ負けることはない。
攻撃を途切れないよう行えば、余裕で敵をヒールロールに出来る。
どうも聞いた話だと、最強のバトローラーのはずのマルスすら雑魚だとか・・・
ここらは無闇に子供向けにする必要はなかったな。
他には、RPGモードにおける情報量の少なさ。
移動が全く出来なかったコミックモードと違い、
RPGモードでは町中を移動したり、他の町へ行ったりすることができるのだが、
何処の町に何があるのかや次のイベントでは何処の町に行けばいいのかが全く分からない。
当然会話で次行く場所は示されるのだが、
それを見逃してしまうと総当たりになってしまう。
一つ一つの町があまり大きくないのが救いだが、結構面倒。
自由度が高すぎるというのも、やはり考え物だな。
それと、これはどうしようもない点なのだが、
イベントで配布されたアーマーレットがゲーム内では入手不可能・・・
持っている人と通信すれば良いのだが、
後述のようにそもそもこのゲームを持ってる人が・・・orz
と、以上のように問題点はあるが、小中学生が熱中しそうなゲームだと思う。
しかし、元の媒体がVジャンというある種マイナー雑誌だということや、
余り宣伝がなされていなかったためか、ゲーム・漫画共に知名度は低いように思われる。
→GBAの良作情報の収集をしたが、このゲームの名前は見かけなかった・・・
→購入はmk2での評価で決定
全体的には十分及第点を与えられるゲームなので、
ぜひ続編が欲しいところだが・・・凄い無理っぽいな。
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