VIDEO AKIBA'S TRIP 61点(B) (ランク付けについては、 このブログについて をご覧ください)この記事はネタバレを多分に含みますのでご注意ください ハード-PSP(残念ながらUMD版) メーカー-アクワイア これまでにプレイしたアクワイア作品-侍道1・2(PSP版)、勇者なま1・or2、ダン←ダム 特典-についてはこちら を参照 メディアインストール-使用(108MB) 進行度-6時間13分(シナリオ:ダブプリ初戦終了・闘技場:ランクXに昇格) 難易度-カジュアル(イージー・カジュアル・ハード) 灰にしたカゲヤシ-108人(煩悩・・・) 脱がした一般人-28人 逮捕された回数-1回 メイドに貢いだ金額-7000円 妹に貢いだ金額-20000円 この作品を一言で表すと-現代版侍道 点数-61点(B) 6時間ほどプレイし、話も多少進み、敵幹部とも一通り戦闘したようなので いつもの如く、ファーストインプレッションと言う名のメインレビューです。 侍道などの馬鹿ゲー開発で有名なアクワイアの最新作であるAKIBA'S TRIP 本作も同様に馬鹿ゲーでございますが、その売りはなんとストリップ! 敵も一般人もガンガン脱がせて裸にしてしまうというとんでもアクションゲーです。 とまあ、宣伝っぽい文章はここまでにして、レビューに入りましょう。 まずはストリップと同様にこの作品の売りのひとつである秋葉原の街並みについて こんな風になってます
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リアルな街並みを再現したというように、実在の店舗 や商品の広告 などが随所に散りばめられ、→実在の店舗や商品の広告を入れることで広告費をゲットしているようです。アクワイア恐ろしい子 →ロード中にも店舗や商品の広告が入るのですが、設定でオフにできます 皆さん馴染み深いオタクの聖地アキハバラが完全再現 されております・・・と断言したいところなのですが、→ビラ配りや○○ちゃんを救う会、手相占いと言う名の宗教勧誘など余計なもんまで再現されています →エウリアンは一度も遭遇していません。少し前に行政処分が行われたので削除されたのかも知れません →いました。ものすごい高い絵(武器)を売ろうとしてきます。すげーウザイ →一度店に行くと、何か買わないと帰れませんので、一番安い絵を買うことに・・・ →手相占いは今作では非常に重要な役割を果たしています。それについてはシステム面で後述 茜草は乗り換えでしか秋葉原を利用していないで、実はよく知らなかったりします。 ただ、劇中で秋葉原自警団の拠点がある裏通りに関しては電車から見える風景まんまだと断言できます。 そんな作り込まれたMAPは11のエリアに分れており(現時点で) 、→駅前、UD+(UDX)、屋上、中央通り(北東・西、南東・西) →芳林公園、ジャンク通り、裏通り、スタジオG3 全体MAPからそれぞれ行きたい場所を選らんでそのエリアに入ることとなります。→スタジオG3(アクワイア?)はゲーム開発会社でミニゲームができます エリア内にはとらのあなやヤマダ電機などの実際の店舗が存在し、 そこに入ることで、武器や防具、アイテムを購入することができます。 このゲームのロードは主にMAP関連なのでここで言及しておきますが、 エリアに入る時に発生(5~15) エリアから出るときに発生(2~5) 店舗に入るときに発生(1~3) とまあ、ちょこちょこ入ります。 街並みの細かい部分まである程度再現されていたり、 BGMの他にも街中で聞こえるかけ声なども流れているので仕方ないのかも知れませんが、 ロードはもう少し改善して欲しかったところです。 メディアインストールを使っても大幅には短縮されませんし・・・。 シナリオとシステムは密接に絡んでいるので、混ぜ混ぜしながらお話します。 今作のシナリオはライトノベル作家のアサウラ氏が制作協力されたということです。→ベン・トーというシリーズの作者さんだそうです。残念ながら読んだ事がありません 主人公は大学受験に失敗した浪人生。 勉強もせずに予備校の友人Aと共に秋葉原でぶらぶらしてるダメ人間。 そんなモラトリアムなある日、友人Aが消息を絶ち、 主人公は彼を捜すために夜の秋葉原を捜索していたが、 突然見知らぬ男に襲われて瀕死の状態になってしまう。 しかし、一人のカゲヤシの少女によって血を与えられ、カゲヤシとなることで一命を取り留める。 そして、それを契機に人間とカゲヤシの抗争に巻き込まれていく・・・というまさにラノベ的な物語。 良くある展開なので、褒める部分も貶す部分も特にありませんが、 主人公が最初から秋葉原自警団と知り合いってのはちと気になるところ。→カリスマメイドとそんな簡単にお知り合いになれるならなってみたいものですよ。 →自警団は4名ですが、あの悪名高い自称アキバ四天王とは関係はないです・・・多分
少女との出会い VIDEO
このゲームには、メインミッションとサブミッションの二種類のミッションがあり、 メインミッションをクリアすることでシナリオが進んでいきます。 と聞くと、サブミッションはやらなくても良いんじゃないか?と思われるでしょうが、 このサブミッションはどうやらエンディングに関与するようです。 主人公はNIROという国の対カゲヤシ機関のエージェントとして行動することになり、 メインミッションの多くはNIROからの指令となります。→当然のことながら、他の勢力からの依頼もシナリオの展開によって受注することに しかし、サブミッションは裏通りに存在する情報屋から受けるために、 依頼主は最初から秋葉原の住人・NIRO・カゲヤシと点でバラバラ。 あなたの好みで受けていきましょう。→スタジオG3のミニゲームもサブミッションのひとつ →ミッションの詳細や進行度、ヒントは →スタートボタンで起動できる携帯アプリで簡単に調べられるは非常にGOOD ここで重要なのが、依頼を受け遂行することで、各勢力からの信頼度が変化するという点。 まあ、間違い無くこれとシナリオ中の選択肢がエンディングに関与することでしょう。→全体的に侍道っぽいので、NIRO・カゲヤシ・秋葉原住民・大団円エンドってとこでしょうか →侍道と違い幼女が居ないので、幼女と旅に出るエンドはなさそう・・・ →選択肢によっては、ゲーム開始直後にゲームオーバーになる模様 で、信頼度の調べ方なのですが、ここで先ほどちょこっと書いた手相占いが登場。 現実ではウザイウザイ彼女たちですが、 ゲーム中では占いで各勢力の主人公に対する好感度を測ってくれます。 見つけたら勝手に近づいてきますが、自分から近づいて調べて貰うのも手でしょう。→秋葉原駅を使うことで経験値とレベル以外持ち越しでゲーム冒頭から始めることができるので →好感度の調整などでミスったと思ったらやり直すのも手です では、肝心の戦闘システムについて。 ・・・ぶっちゃけると侍道です。 刀がキーボードやらipadやら現代的なものに変わっただけです。 今一なカメラワークも、もっさりアクションも特に変わっていません。 ただ、侍道と違うのは、相手を斬り殺すだけではなく、脱がさなければいけないところ→殴り続ければ服を破くこともできますが、経験値的にも装備取得的にもオススメできず 脱がすことができるのは頭装備・上装備・下装備の3つ それぞれ△・□・○のボタンに対応しており、 対応したボタンを押すことでその部位へ攻撃することができます。 基本的には、ダメージを与えて脱がせやすくし対応ボタン長押しで脱がす、それだけです。 あらかじめ全ての部位にダメージを与えておけば、 1カ所脱がす→表示されるボタンを押す→次の部位を脱がす→リピート という形でコンボが成立し、経験が多めに貰えたりします。 カゲヤシだけでなく、一般人も当然脱がすことができますが、 侍道と同じように、一般人を攻撃しすぎると近づいただけで逃げられたり、評判が悪くなったりします。 ほどほどにしましょう。→カゲヤシと一般人を見分けるためには、特殊な装置付きのカメラで撮る必要があります →カゲヤシはカメラには映りません →擬態したてのワームの体温はどうとかいうカブト的なアレではありません
ストリップアクション VIDEO
武器には素手(ボクシンググローブ等)・片手(傘等)・両手(キボード等)の三種類があり、 それぞれ攻撃速度や攻撃範囲が異なります。→同じ種類でも、武器サイズによっても範囲は変化します シナリオが進んだり、店でアイテムを買うことで、攻撃スキルを増やすことができるのですが、 127あるスキルの内、武器での基本的な攻撃コマンドを増やすスキルが各20ずつで60。 カゲヤシスキルが3、オタクスキルが3。→この2つが所謂必殺技 で、残りの61がストリップスキルなのだが・・・ このストリップスキル、 ただ単に破かずに脱がすことができる対象を増やすだけで、技が増えるわけではない・・・結果、戦闘でできることは少なく、単調な戦闘になってしまっている・・・ →防御やカウンターもあるが、複数の敵を同時に相手にすると無理ぽ 手に入れた服は当然装備することが出来る訳ですが、→全231種(武器を除く) →武装は強化できるので、好きな格好でラストまで行けます 主人公は男。 女性用の服はどすんの?という疑問が当然沸くことでしょう。 なんと、シナリオが進むと女装できるようになります・・・柱|ヽ(_ _|||)))) オェェェ!! でも、心配はご無用。 クリアすることにより、ゲームスタート時にキャラモデルが増え、 主人公の姿や性別まで変えることが可能になります。 ・・・それまでは、妹で我慢してください。 →シナリオが進むと、妹の部屋に行くことができるようになります → お金を払うこと で、お兄様大好きっ子になり、どんな服でも着てくれます →色々な角度から見ることができます →頼むと、殴ったり蹴ったりもしてくれます →裸で部屋に突入すると・・・ 現代版侍道・・・と評しましたが、 正直、そうであって欲しくなかった・・・。 ほぼ全てのイベントについたスキップ&早送り機能 携帯アプリによるイベントの進行度合い表示や各エリアの説明、戦闘の注意書きなど ユーザーが快適にプレイできるようにしている反面、 ただストリップを加えただけで、ほとんどそのままで改良のなされていない戦闘システム、 ロード時間、相変わらず酷いカメラワーク等、 もう少しなんとかできただろ、という部分がそのまま放置されているのが非常に勿体ない。 キャラクターや街、音楽はそれなりの水準にあるため、 今後の作品ではシステムにも注力して欲しい ・・・ってアクワイアは昔からこんなこと言われてません? [総合評価] 9時間20分で1週目をヒロインルートでクリアしました。 シナリオは可もなく不可もない王道・・・というかありきたりな展開とオチでした。 せめてNIRO側の思惑に関してはもう少し捻ってくれよ、と。 そして、やはり侍道同様に複数のエンディングがあり、 現在のところ5つ確認されています(うち1つは選択肢関係なしの特殊エンド) ただ、分岐してからが非常に短く、 いくつかのエリアでの作業な戦闘ミッションが終わったかと思うと即ラストバトル・・・ もうちょっと分岐を早めないと2週目以降ただの作業ですよアクワイアさん・・・→フロントミッション3のように初っぱなの選択肢でずっと分岐もありだと思いますがね バトルに関しても結局ラスボスまで完全にボタン連打たまにガードカウンター 苦戦することがまるでなかったです。 普段なら一週が短い&マルチエンドということで即2週目に入るのですが、 やれることが少なすぎるために、まるでやる気が起きません・・・ とまあ、クリア後の感想はこんなところです。 点数に関しては、侍道ベースだと分かった時点で、 こうなることはある程度予測できていたので、 それに合わせて点数付けしており、特に修正は致しません。
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