スポンサーサイト
上記の広告は１ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
気まぐレビュー サクラノート いまにつながるみらい
サクラノート ~いまにつながるみらい~ 特典 オリジナルサウンドトラック「音の贈り物」付き
51点(C)
（ランク付けについては、このブログについてをご覧ください）
この記事はネタバレを多分に含みますのでご注意ください
ハード－DS(使用はDSi)
メーカー－マーベラス
発売日－2009/11/05
値段－1449円(定価5229円)
特典－中古なのでなし(本来はサントラ)
キャッチコピー－子供の頃、毎日がファンタジーだった。
マーベラスに聞きたいこと－いつになったら勇者30セカンドは出るのか
進行度－クリア(しかし100％ではない・・・理由は後述)
点数－51点(C)
少し古いソフトですが、
発売当時から気になっていたのでAkiba'strip発売までの繋ぎとして購入
中古価格からも分かるとおりかなりマイナーで一般人は手に取らないであろうソフトです。
そのせいか攻略サイトは少なめ・・・っていうかwiki(本家・攻略共に)すらないレベルで、
最後まで攻略してるサイトは見た限り2つのみ・・・
ただし、このゲームの売りであるスタッフはマイナーではありません。
音楽にFFや最近関わってるソフトに地雷が多いことで有名なノビヨこと植松伸夫
シナリオに同じくFFやキングダムハーツ、おかえりただいまで有名な野島一成
ビジュアルにまたもFFやスーパーマリオRPG、髭のワゴンゲーASHで有名な皆葉英夫
ゲームデザインに聖剣2、今はなき奇ゲー開発会社ラブデリックのmoonで有名な上田晃
プロデューサーに勇者30、一騎当千などのエロい一般ゲーで有名な高木謙一郎
エグゼクティブプロデューサーにマーベラスの代表取締役社長で特に有名ではない和田康宏
と敬称略＆ネタ混じりで紹介しましたが、
和田社長以外は皆個人wikiがあるというゲーム業界の著名人たちが集結して作ったソフトです。
肝心の中身の方はというと・・・
「上田晃」の名前があった時点で察した方もいるかと思いますが、かなり異色なゲームです。
現代の都市を舞台にしているので、さすがにハナモゲラ語は登場しませんが
戦闘はあるが特に重要視されていないなど、ラブデリック系に近い感じがします。
そんなラブデリックのmoonのCM
グラフィックはよく動くドット絵で、
頭を抱える主人公やおすわりする犬、寝っ転がってごろごろする猫など
ゲーム進行には一切関わりのないものが多数仕込まれていてほんわかとさせてくれます。
背景は桜が物語のメインなためか、植物に関しては非常に良い出来で
神社のような地面が土の場所も雰囲気が出ていてGOOD。
・・・なんですが、都市部どうも微妙。
まるでRPGツクールで作った町のように似たようなパーツが並んでいるところが多数。
ストーリーは4章＋章ごとに犬猫編がそれぞれ複数＋章ごとのおまけ構成で
高層マンションが建ったせいで気の流れが遮られ枯れそうになっている桜と
何故か妖怪たちに追われている転校生の少女を
少年(小学5年生)が走り回ったり戦ったりして救うというシンプルなもの・・・なんですが
夫婦のすれ違いや家族愛など裏に仕込まれたテーマがやたらと重く生々しい
ただ、ヒロインと待ち合わせをしていることを友人に知られることを「ミノハメツ」と言って慌てたり
ヒロインにおだてられるとやる気になったり、
答えにくい問いに対して、普通とか曖昧に答えてしまう主人公が小学生らしくて微笑ましい。
そこは非常に「子どもの頃」って感じがします。
シナリオ全体を見ると、練られた設定に合わせて貼られた伏線が、
「あー、そういうことか」と思わせてくれるようになっています。
後半には超展開もありますが・・・まあ、仕方ないかな・・・。
メインは少年の物語なのですが裏話として
少年の飼っている猫の視点から見た話と少女の飼っている犬の視点から見た話がが存在し、
メインの裏の出来事や主人公以外のキャラの心中が明かされていきます。
→どちらかというとこっちがメイン
更には、章クリア毎に人物紹介や主人公の父親の奇行も追加されるのですが、
犬猫編も含めこれらは追加されればすぐに見ることができるわけではなく、
イベントをこなしたり、困っている人を助けたりすると手に入る「ナミダ」が必要になります。
章選択場面
ただ、このナミダシステムがなかなかのくせ者で、茜草のクリア度が100％ではない原因です。
ナミダを手に入れる方法は、
イベントで自動入手
選択肢イベントで入手
町中イベント(俗に言うお使いイベント)をクリアし入手
犬猫視点で条件を満たして入手
ボス戦で入手
と複数あり、
追加シナリオは規定された量のナミダを所有していれば見ることができます(最大1000)
しかし、選択肢イベントやボス戦での行動によっては少量しか手に入らないことがあるので、
各章終了時に1000溜まっていなければ取り残しがあるということになります。
そして取り残しがあると、全てのコンテンツが解放できないため、
もう一度章や犬猫編をやり直す必要があるのですが・・・ここに大きな問題点
簡潔に言えば、「すっげーめんどくさい」
理由は以下の
1：このゲームにはコンフィグがないため、文字送り速度を設定できない。
→なんとこのゲーム、設定できることといえばBGMの仕様だけ
→しかも、stereo・headphone・surroundの三種類から選ぶだけで
→BGM・SEの音量すら設定できない。
→付け加えれば、stereoとheadphoneに違いがない(私の耳が悪いだけか？)
→肝心のBGMの出来については後述
2：移動速度が特に速いわけではないので、移動が面倒。
→成長要素に移動速度があるのだが、戦闘のみ有効・・・
3：イベントスキップがないため、やり直す場合には同じイベントをフルで見なくてはいけない。
4：犬猫視点も、内容が被っていることがあるため、同じ会話を何度も見なくてはいけないことがある。
→文字送り速度とスキップなしが相まってストレスが溜まる
→第1章クリア後に追加される猫犬視点4つは特に酷かった
→後半になればシナリオの関係で大分減ります
5：やり直す場合には、章の最初からしかやり直せない。
→章クリア後のみで、プレイ中には不可能・・・
など快適性に多大に問題があったりするため、
少量のナミダのためだけに章を最初からやり直す気にはなれない・・・。
ちなみに、茜草の第1章の取り残しナミダは5・・・どこで取り残したのかも分からない。
成長要素は戦闘用に
体力、攻撃力、すばやさ(攻撃の速度)、足の速さ(戦闘中の移動速度)の4つが存在
イベントをこなしたり、アイテムを手に入れるなど条件を満たすと上昇するのですが
これらも上述の理由のために、取り逃すと面倒だったりします。
まあ、パラメーターは戦闘以外にはまるで絡まないですし、
戦闘は本当におまけみたいなもんで難易度は低いのですから、
コンプする気がなければ、そこまで気にする必要はないのです。
→一番難しいのがラスボス前の雑魚戦というレベル
で、その戦闘なのですが
ボスの攻撃を回避or防御(Bボタン)で防ぎながら攻撃して倒す、
というものなのですが、
ボスにはナミダゲージが存在し、倒したときに残っているゲージ分ナミダが手に入ります。
減る条件は一つだけなので覚えやすいです。
B ボ タ ン で 防 御 す る こ と
もうお分かりですね。
つまり防御は、ﾑﾀﾞ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!
とまでは言いませんが、大抵のプレイヤーは使わない機能でしょうね・・・。
そんな戦闘画面(かなりヌルイ)
ノビヨ先生の登用やコンフィグBGMオンリーなど明らかに音楽を押しているのですが
正直に言えば微妙・・・
茜草は普段ゲームするとき、余りBGMに耳を傾けてはいないのですが
それでも良いBGMは耳に残りますし、サントラが欲しいなと感じることは多々あります。
が、この作品はそれがない。
理由は単純。
酷い曲が余りにも酷すぎる。
変な牛の鳴き声のような音が混じってるものや
発声練習で使う「あえいうあえいお」を混ぜた歌？のようなものなど
何を考えてこんなBGMにしたのか理解できないものが複数。
特に発声練習は結構重要なシーンで流れるからたちが悪い。
気は逸れる、テンションは下がる、繰り返しで頭痛がする、
でイベントに集中できないし感情移入もできない・・・。
OP曲など悪くないどころか良いものもあるのですが、
悪い方が際立っていて他の曲がほとんど耳に残らないのです・・・。
＜総評＞
システムに関しては、これ以上酷評してもしょうがないので止めておきます。
シナリオに関しては、4章のおまけ(12年後の後日談)でやらかしやがったって感じです。
本当に余計なことしやがってという想い。
どんでん返しなんてイラネーんだよ・・・
これがなければ点数は50点台後半だったんですけどね。
何故最後の最後で全てを台無しにするのか・・・
ここまで扱き下ろす理由は、
ラストシーンがおかえりただいまかどうかと合わせてご自分の目でお確かめください。
あと、内輪ネタをゲームに仕込むのは勘弁してください。
メーカー－マーベラス
発売日－2009/11/05
値段－1449円(定価5229円)
特典－中古なのでなし(本来はサントラ)
キャッチコピー－子供の頃、毎日がファンタジーだった。
マーベラスに聞きたいこと－いつになったら勇者30セカンドは出るのか
進行度－クリア(しかし100％ではない・・・理由は後述)
点数－51点(C)
少し古いソフトですが、
発売当時から気になっていたのでAkiba'strip発売までの繋ぎとして購入
中古価格からも分かるとおりかなりマイナーで一般人は手に取らないであろうソフトです。
そのせいか攻略サイトは少なめ・・・っていうかwiki(本家・攻略共に)すらないレベルで、
最後まで攻略してるサイトは見た限り2つのみ・・・
ただし、このゲームの売りであるスタッフはマイナーではありません。
音楽にFFや最近関わってるソフトに地雷が多いことで有名なノビヨこと植松伸夫
シナリオに同じくFFやキングダムハーツ、おかえりただいまで有名な野島一成
ビジュアルにまたもFFやスーパーマリオRPG、髭のワゴンゲーASHで有名な皆葉英夫
ゲームデザインに聖剣2、今はなき奇ゲー開発会社ラブデリックのmoonで有名な上田晃
プロデューサーに勇者30、一騎当千などのエロい一般ゲーで有名な高木謙一郎
エグゼクティブプロデューサーにマーベラスの代表取締役社長で特に有名ではない和田康宏
と敬称略＆ネタ混じりで紹介しましたが、
和田社長以外は皆個人wikiがあるというゲーム業界の著名人たちが集結して作ったソフトです。
肝心の中身の方はというと・・・
「上田晃」の名前があった時点で察した方もいるかと思いますが、かなり異色なゲームです。
現代の都市を舞台にしているので、さすがにハナモゲラ語は登場しませんが
戦闘はあるが特に重要視されていないなど、ラブデリック系に近い感じがします。
そんなラブデリックのmoonのCM
グラフィックはよく動くドット絵で、
頭を抱える主人公やおすわりする犬、寝っ転がってごろごろする猫など
ゲーム進行には一切関わりのないものが多数仕込まれていてほんわかとさせてくれます。
背景は桜が物語のメインなためか、植物に関しては非常に良い出来で
神社のような地面が土の場所も雰囲気が出ていてGOOD。
・・・なんですが、都市部どうも微妙。
まるでRPGツクールで作った町のように似たようなパーツが並んでいるところが多数。
ストーリーは4章＋章ごとに犬猫編がそれぞれ複数＋章ごとのおまけ構成で
高層マンションが建ったせいで気の流れが遮られ枯れそうになっている桜と
何故か妖怪たちに追われている転校生の少女を
少年(小学5年生)が走り回ったり戦ったりして救うというシンプルなもの・・・なんですが
夫婦のすれ違いや家族愛など裏に仕込まれたテーマがやたらと重く生々しい
ただ、ヒロインと待ち合わせをしていることを友人に知られることを「ミノハメツ」と言って慌てたり
ヒロインにおだてられるとやる気になったり、
答えにくい問いに対して、普通とか曖昧に答えてしまう主人公が小学生らしくて微笑ましい。
そこは非常に「子どもの頃」って感じがします。
シナリオ全体を見ると、練られた設定に合わせて貼られた伏線が、
「あー、そういうことか」と思わせてくれるようになっています。
後半には超展開もありますが・・・まあ、仕方ないかな・・・。
メインは少年の物語なのですが裏話として
少年の飼っている猫の視点から見た話と少女の飼っている犬の視点から見た話がが存在し、
メインの裏の出来事や主人公以外のキャラの心中が明かされていきます。
→どちらかというとこっちがメイン
更には、章クリア毎に人物紹介や主人公の父親の奇行も追加されるのですが、
犬猫編も含めこれらは追加されればすぐに見ることができるわけではなく、
イベントをこなしたり、困っている人を助けたりすると手に入る「ナミダ」が必要になります。
章選択場面
ただ、このナミダシステムがなかなかのくせ者で、茜草のクリア度が100％ではない原因です。
ナミダを手に入れる方法は、
イベントで自動入手
選択肢イベントで入手
町中イベント(俗に言うお使いイベント)をクリアし入手
犬猫視点で条件を満たして入手
ボス戦で入手
と複数あり、
追加シナリオは規定された量のナミダを所有していれば見ることができます(最大1000)
しかし、選択肢イベントやボス戦での行動によっては少量しか手に入らないことがあるので、
各章終了時に1000溜まっていなければ取り残しがあるということになります。
そして取り残しがあると、全てのコンテンツが解放できないため、
もう一度章や犬猫編をやり直す必要があるのですが・・・ここに大きな問題点
簡潔に言えば、「すっげーめんどくさい」
理由は以下の
1：このゲームにはコンフィグがないため、文字送り速度を設定できない。
→なんとこのゲーム、設定できることといえばBGMの仕様だけ
→しかも、stereo・headphone・surroundの三種類から選ぶだけで
→BGM・SEの音量すら設定できない。
→付け加えれば、stereoとheadphoneに違いがない(私の耳が悪いだけか？)
→肝心のBGMの出来については後述
2：移動速度が特に速いわけではないので、移動が面倒。
→成長要素に移動速度があるのだが、戦闘のみ有効・・・
3：イベントスキップがないため、やり直す場合には同じイベントをフルで見なくてはいけない。
4：犬猫視点も、内容が被っていることがあるため、同じ会話を何度も見なくてはいけないことがある。
→文字送り速度とスキップなしが相まってストレスが溜まる
→第1章クリア後に追加される猫犬視点4つは特に酷かった
→後半になればシナリオの関係で大分減ります
5：やり直す場合には、章の最初からしかやり直せない。
→章クリア後のみで、プレイ中には不可能・・・
など快適性に多大に問題があったりするため、
少量のナミダのためだけに章を最初からやり直す気にはなれない・・・。
ちなみに、茜草の第1章の取り残しナミダは5・・・どこで取り残したのかも分からない。
成長要素は戦闘用に
体力、攻撃力、すばやさ(攻撃の速度)、足の速さ(戦闘中の移動速度)の4つが存在
イベントをこなしたり、アイテムを手に入れるなど条件を満たすと上昇するのですが
これらも上述の理由のために、取り逃すと面倒だったりします。
まあ、パラメーターは戦闘以外にはまるで絡まないですし、
戦闘は本当におまけみたいなもんで難易度は低いのですから、
コンプする気がなければ、そこまで気にする必要はないのです。
→一番難しいのがラスボス前の雑魚戦というレベル
で、その戦闘なのですが
ボスの攻撃を回避or防御(Bボタン)で防ぎながら攻撃して倒す、
というものなのですが、
ボスにはナミダゲージが存在し、倒したときに残っているゲージ分ナミダが手に入ります。
減る条件は一つだけなので覚えやすいです。
B ボ タ ン で 防 御 す る こ と
もうお分かりですね。
つまり防御は、ﾑﾀﾞ━━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━━ !!!!!
とまでは言いませんが、大抵のプレイヤーは使わない機能でしょうね・・・。
そんな戦闘画面(かなりヌルイ)
ノビヨ先生の登用やコンフィグBGMオンリーなど明らかに音楽を押しているのですが
正直に言えば微妙・・・
茜草は普段ゲームするとき、余りBGMに耳を傾けてはいないのですが
それでも良いBGMは耳に残りますし、サントラが欲しいなと感じることは多々あります。
が、この作品はそれがない。
理由は単純。
酷い曲が余りにも酷すぎる。
変な牛の鳴き声のような音が混じってるものや
発声練習で使う「あえいうあえいお」を混ぜた歌？のようなものなど
何を考えてこんなBGMにしたのか理解できないものが複数。
特に発声練習は結構重要なシーンで流れるからたちが悪い。
気は逸れる、テンションは下がる、繰り返しで頭痛がする、
でイベントに集中できないし感情移入もできない・・・。
OP曲など悪くないどころか良いものもあるのですが、
悪い方が際立っていて他の曲がほとんど耳に残らないのです・・・。
OP曲
＜総評＞
システムに関しては、これ以上酷評してもしょうがないので止めておきます。
シナリオに関しては、4章のおまけ(12年後の後日談)でやらかしやがったって感じです。
本当に余計なことしやがってという想い。
どんでん返しなんてイラネーんだよ・・・
これがなければ点数は50点台後半だったんですけどね。
何故最後の最後で全てを台無しにするのか・・・
ここまで扱き下ろす理由は、
ラストシーンがおかえりただいまかどうかと合わせてご自分の目でお確かめください。
あと、内輪ネタをゲームに仕込むのは勘弁してください。
- 関連記事
-
- 気まぐレビュー AKIBA'S TRIP ファーストインプレッション
- 気まぐレビュー AKIBA'S TRIP 予約特典
- 気まぐレビュー サクラノート いまにつながるみらい
- 気まぐレビュー 最後の約束の物語 ファーストインプレッション
- 気まぐレビュー 最後の約束の物語 予約特典
コメントの投稿
